『父からの手紙』
2015.07.19 Sunday | ラストラブレター
llenoのお店には『父からの手紙』という額装があります。
これは私が22歳位のときに父から突然送られてきた手紙を
25年ほど経て、あるイベント時に私自身が書きなおしたものです。
(現物は・・引越しを重ねるうちに紛失してしまいました。)
早くに家を出た私は父との交流はほとんどありませんでした。
大学卒業が近づいてきたある日、突然に送られてきた父からの手紙。
これは私が22歳位のときに父から突然送られてきた手紙を
25年ほど経て、あるイベント時に私自身が書きなおしたものです。
(現物は・・引越しを重ねるうちに紛失してしまいました。)
早くに家を出た私は父との交流はほとんどありませんでした。
大学卒業が近づいてきたある日、突然に送られてきた父からの手紙。
人生たった一度だけの父からの手紙でした。
22歳の私はこの手紙の意味を理解することができなかったと思います。
今、50歳になって、父の年齢に近づき、また違う思いを受け取っています。
そして私は幸いなことにどんな状況になっても、
いつも光の方をみることができる性格です。
これはこの父の言葉が心の奥深くに染み込んでいたのだとしたら
あらためて感謝の思いが溢れてきますね
あなたの言葉が、いつか誰かを支える、
その時、もうあなたはそばにいることはできなくても・・
言葉にすることで伝えられる愛があります。
人生の多くは自分で掘った穴をまた埋めては掘る、
そんな虚しい作業に覆われているように感じることがあるかもしれない。
そして自身の努力や苦労など、
報われないものの大きさに茫然とする。
それは望む仕事を得たとしても、
望まぬ分野に就くことになっても
同じように君の胸に降り積もっていくだろう。
ただ、父は君にこんな絶望を与えるために
この手紙を書くわけではない
例え、人生の大半が意味のない作業の繰り返しに思えたとしても
君に見てほしいのは希望の光だ。
そしていつか悲しみもなければ不自由さもないのだと気づくだろうか
悲しみは悲しみではなく、絶望は本当は絶望ではない。
灰を掘り続けるような作業の果てに
ダイヤモンドが残るだろう
その光に気づく心を持て。
永遠の勝利の暁に 灰の底深く
さんさんたるダイヤモンドの残らんことを
父より
++++++++++++++++++++++++++++
(llenoのニュースレター5月号でもこの手紙を紹介させて頂きました。)
(最後一文は「灰とダイヤモンド」の一節です。)
明日、7月20日、名古屋でラストラブレター「遺書を書く日」開催です。
誰かへ、残したい思いをカタチにしたい方、お待ちしております。
facebookから
https://www.facebook.com/events/1441747716132290/
お申し込みフォームはこちら
22歳の私はこの手紙の意味を理解することができなかったと思います。
今、50歳になって、父の年齢に近づき、また違う思いを受け取っています。
そして私は幸いなことにどんな状況になっても、
いつも光の方をみることができる性格です。
これはこの父の言葉が心の奥深くに染み込んでいたのだとしたら
あらためて感謝の思いが溢れてきますね
あなたの言葉が、いつか誰かを支える、
その時、もうあなたはそばにいることはできなくても・・
言葉にすることで伝えられる愛があります。
人生の多くは自分で掘った穴をまた埋めては掘る、
そんな虚しい作業に覆われているように感じることがあるかもしれない。
そして自身の努力や苦労など、
報われないものの大きさに茫然とする。
それは望む仕事を得たとしても、
望まぬ分野に就くことになっても
同じように君の胸に降り積もっていくだろう。
ただ、父は君にこんな絶望を与えるために
この手紙を書くわけではない
例え、人生の大半が意味のない作業の繰り返しに思えたとしても
君に見てほしいのは希望の光だ。
そしていつか悲しみもなければ不自由さもないのだと気づくだろうか
悲しみは悲しみではなく、絶望は本当は絶望ではない。
灰を掘り続けるような作業の果てに
ダイヤモンドが残るだろう
その光に気づく心を持て。
永遠の勝利の暁に 灰の底深く
さんさんたるダイヤモンドの残らんことを
父より
++++++++++++++++++++++++++++
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(最後一文は「灰とダイヤモンド」の一節です。)
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lleno
■デザインコンサル、ブランディングのご相談は
VOICE
デザインコンサルタント 神田樹希
*********************************************
株式会社樹希社
代表取締役 神田樹希
1965年生まれ。
学生時代にプログラミング会社とイベント企画会社を起ち上げる。
卒業後、印刷会社で一年間、無給の丁稚奉公の後、
1993年、面白印刷として印刷の 企画デザイン会社を設立。
22年間で3万点を越えるデザインと商品開発、企画、店舗デザインに携わる。
2008年より「美しいノート展」を京都、大阪、東京で開催。
2010年に京都市上京区にて手製本ノート専門店lleno本店を開業。
2012年、lleno室町店を開業
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デザインコンサルタント 神田樹希
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代表取締役 神田樹希
1965年生まれ。
学生時代にプログラミング会社とイベント企画会社を起ち上げる。
卒業後、印刷会社で一年間、無給の丁稚奉公の後、
1993年、面白印刷として印刷の 企画デザイン会社を設立。
22年間で3万点を越えるデザインと商品開発、企画、店舗デザインに携わる。
2008年より「美しいノート展」を京都、大阪、東京で開催。
2010年に京都市上京区にて手製本ノート専門店lleno本店を開業。
2012年、lleno室町店を開業
16:06 | comments(2) | -
昨日室町店のリエノで父からの手紙を見ました。とても心が熱くなりました。人にはそれぞれ大切なる人がいてその想いを日々伝えている人の方が少ないと感じます。
私には、私を一番心配してくれる両親がいます。彼らに、文字としてのプレゼントを送りたいと思いました。
またこちらの店舗に立ち寄らせていただきます。素敵な空間をありがとうございます。