『Last Loveletter 生存率0%』
昨日は名古屋の税理士 久野綾子先生の出版記念パーティに参加させて頂きました。
また久野先生のご尽力で4月27日をつなぐ日として正式に制定されたおめでたい会でもありました。


その中でLast Loveletterのスピーチの時間を頂き、司法書士の向田恭平先生と壇上でお話をいたしました。

その内容を聞きたいと言ってくださる方がたくさんおられたので、今日はスピーチの内容を記載させて頂きます!
(長文でございます)

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私は京都で「伝えきれない愛を紡ぐノートlleno」という会社を経営しております神田樹希と申します。
書き残すことでその伝えきれない愛を次へ繋いでいきましょう、というのが、私のお店です。まさに繋ぐ想いです。。
 
さて、皆様、おめでたい席でいきなりですが、残念なお知らせがあります。

今日、ここにお集りの皆様は私も含めて実は生存率は0%なんです

すべての命あるものがいつか必ず死を迎えます。
しかもそれは老衰と限りません。
この日本でも40歳までに亡くなる方は134万人おられるそうです。
 
 
そういう私自身が32歳の時に悪性リンパ腫という血液の癌を患いました。
それまでは病気とは全く無縁でした。初めて死というものをはっきりと意識しました。
その後、13年の闘病の間、7回の手術を受け、何度も生死の境を彷徨いました。
私にとって「死」はいつかではなく、まぎれもなく隣に存在ししていました。
 

最近、悼む人という映画が上映されましたが、
その中で
主人公は
「僕が覚えておきます、あなたが確かに生きていたということを」
と言ってくれます。


私は皆さんの人生を覚えておくことは約束できません。
しかしノートは時を越えて、あなたが書き残した言葉を受け止め、覚えていてくれます。


実は私には父とのノートにまつわる思い出があります。
少しここでお話をさせてください。
 
私は家庭の事情で父とはあまり一緒に暮らすことができませんでした。
早くに独立して、父はいないものと思って生きていました。
先ほどのリンパ腫の時、疎遠とはいえ、医師からは「ご家族を呼んでください」といわれました。
その告知の場面にさえ、父は現れませんでした。

その父が私の入院中突然、脳内出血で亡くなりました。
前の日までいつも通り、床につき、そのまま朝にはもう意識がなかったそうです。
父自身がまさか自分が死ぬとは思っていなかったと思います。

私は一年間の入院を終えて、父の遺品整理の手伝いのために実家に戻りました。
その時、父の机から数冊のノートをみつけました。
日記とも言えない日々の記録を書いただけの雑記帳のようなノートでした。

その最後の方のページには
「今日入院」
「点滴始まる」
「電話の声は元気そうだった」
と私の入院に関することが書かれていました。
 
たった、一行、箇条書きのような文章でしたが、父の気持ちは十分に伝わってきました。
父と話すことはもうできません。
あのノートが私が父に愛されていたことを教えてくれました。
 
次を受け継ぐ人を支えるのはお金やモノだけではありません。
たった、一行の言葉が誰かの人生を支えることがあります。
 
 

 
皆様におたずねします
「本当に明日は必ず来るでしょうか?」
 
伝えるべき言葉は相手の方に届いていますか?
ありがとうや愛しているを言葉にできるのは今日が最後かもしれません。

 

私は今「ラストラブレター」という人生や想いを残す活動を行なっています。
あなたの人生を1冊にまとめ、あなたの想いをカタチにし、
愛する人に伝えるお手伝いをするプロジェクトです。
 
今日はここに来られた皆様へのプレゼントとして、ラストラブレターという便箋をお持ちしました。

「いつか」「そのうち」ではなく、今日が最後だと思って、
家に帰られたらこのラストラブレターをぜひ大切な方に書いてみてください。


そしてもし何も残すことが思いつかないとしたら、
たった一言「愛してる」を書いてみましょう。
その言葉を誰に伝えるかを考えてみてください。




 

ラストラブレターにご興味をお持ちくださった方は
http://lastloveletter.jp(5月1日〜ご覧頂けます。)
をご覧ください。




※Last Loveletterは当社と司法書士法人Japanupの共同登録商標です



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デザインコンサルタント 神田樹希
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株式会社樹希社
代表取締役 神田樹希
1965年生まれ。
学生時代にプログラミング会社とイベント企画会社を起ち上げる。
卒業後、印刷会社で一年間、無給の丁稚奉公の後、
1993年、面白印刷として印刷の 企画デザイン会社を設立。
22年間で3万点を越えるデザインと商品開発、企画、店舗デザインに携わる。
2008年より「美しいノート展」を京都、大阪、東京で開催。
2010年に京都市上京区にて手製本ノート専門店lleno本店を開業。
2012年、lleno室町店を開業

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