『そのこだわり、要りますか?』
「こだわりの・・・」
もう使い古された言葉ですね。

それでも、まだまだキャチーコピーによく使われています。



こだわりの 自家焙煎珈琲」
珈琲好きの私のアンテナにはビンビン響きます。


しかし! 今、焙煎機はネットで、なんと!数万円で購入できるんですね。
おまけに生豆だってお好きな銘柄を100gから入手できます。


「こだわり」と誰もが口にしますが、さて、何をこだわりと言うのでしょう?


20年ほど前に、有機栽培自家焙煎珈琲屋さんの独立に関わらせてもらいました。
大手の珈琲メーカーの職人として長年の修行の後に独立です。

まずは業務用の焙煎機を吟味して吟味して、最後は予算とにらっめこ。
購入後も排煙をどうするかを繊細に計算して設置しました。

フェアトレードという言葉もまだあまり知られていないその時代に、
言葉の壁に阻まれつつ、海外の小さな農園に対し、安定した買い取り契約をされていました。



かたや、家庭用の数万円のマシーンで、100g単位の生豆をネットで仕入れ、
「自家焙煎のこだわり珈琲」


確かにこだわってるんです。
でもそのこだわり・・・要りますか?


私ならその叩き上げの職人さんの珈琲を仕入れて、本物の珈琲を出すことにこだわります。

こだわりの厳選素材、自社オリジナル・・・、
とても大切で素晴らしい取り組みですが、一度疑ってみてください。

それって本当に一番のウリ?

まずは「こだわりの」って表現をはずしてみましょう。

「こだわり」以外にあなたの商品を説明するとしたら??
それがあなたの真髄に触れる言葉かもしれません。





デザインコンサルタント 神田樹希
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株式会社樹希社
代表取締役 神田樹希
1965年生まれ。
学生時代にプログラミング会社とイベント企画会社を起ち上げる。
卒業後、印刷会社で一年間、無給の丁稚奉公の後、
1993年、面白印刷として印刷の 企画デザイン会社を設立。
22年間で3万点を越えるデザインと商品開発、企画、店舗デザインに携わる。  
2008年より「美しいノート展」を京都、大阪、東京で開催。
2010年に京都市上京区にて手製本ノート専門店lleno本店を開業。  
2012年、lleno室町店を開業

■デザインコンサル、ブランディングのご相談は
info@ikkisha.jp


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