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『僕がノート屋を始めたワケ』父の遺したノート

このテーマはコラムとしてマスコミにも

何度か取り上げていただいたので

ご存知の方も多いかもしれませんが

あたらめて・・
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僕は元々はデザイン事務所を
経営していました。
   
依頼を受けて
誰かの為にデザインをする
仕事です。
    
   
そんな中
自社ブランドとして
立ち上げたお店です。
   
なぜノートなのか??
実は僕には忘れられない
ノートがあります。 
    
   
32歳、僕は悪性リンパ腫瘍
という病気を発症しました。
    
一ヶ月を越える検査のあと
医師から告げられたのは
「ご家族を呼んでください」
という言葉でした。
     
それがどういう意味なのかは
すぐにわかりました。
         
命に関わる病気であること
家族の同意が必要な治療であること
          
家庭の事情で
子どもの頃から
父と一緒に暮らした時間は
ほとんどありませんでした。
     
        
ご家族を呼んでください、
という告知の場面にも
父は現れませんでした。
    
悲しくもなく
そんなもんだろうな・・
と思っていました。
  
   
その後、僕の入院治療は
11ヶ月に及びました。
     
そのちょうど折り返しの6月
突然父が脳内出血で倒れました。
前日まで元気にいつも通りだったと
聞いています。
    
朝、起きてこない父を
家族が見に行ったところ
高いびきで、もう意識はなく、
顔はパンパンに膨れていたそうです。
   
それから約二週間、
意識が戻ることはなく、
     
僕が6回目の抗がん剤治療の最中に
亡くなりました。
  
        
僕が退院をして
実家に戻り、
父の遺品整理をしていた
ときのことです。
     
父の引き出しから
黒いノートが
何冊もでてきました。
   
それは日記とも呼べない
記録帳のようなノートです。
      
「カメラを買った」
とか
「◯◯へ飲みに行った」
とか
たわいもない日々の記録でした。
     
  
その最後の方のページに
「樹希 入院」
「点滴始まる」
という文字がありました。
    
なんの感情も書かれていない
たった数行の日記
      
それだけで父の思いは
十分伝わってきました。
     
僕は父に愛されていたのだと
知りました。
      
 
もしあのノートがなければ
今も父はいないものと思って
生きていたかもしれません。
  
    
僕たちはたくさんの
伝えきれていない想いや
言葉にできなかった気持ちを
抱えて生きています。
    
    
書いてのこした言葉が
誰かを支えることがあります。
      
ノートはそれを
静かに受け止め
思い出に変えてくれる・・
   
特別な文具だと思います。
 
   
   
    

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私の著書が10年ぶりに増刷になりました!

今回はライトなソフトカバーです。

  

前回までのハード表紙からすると

かなりライトですが、内容は同じです!

      

「僕だけがまだ生きてる 

  その意味を君が僕に教えてよ」

                            

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・株式会社樹希社(タツキシャ)

・銀河出版舎

・美しいノートlleno(リエノ)

・Will Design株式会社

   

代表取締役 神田樹希

1965年生まれ。
学生時代にプログラミング会社とイベント企画会社を起ち上げる。
卒業後、印刷会社で一年間、無給の丁稚奉公の後、
1993年、面白印刷として印刷の企画デザイン会社を設立。
27年間で3万点を越えるデザインと商品開発、企画、店舗デザインに携わる。

300冊以上の出版を手がけ、100名を越えるインタビュー誌作成。

   

講演&セミナー

「夢を叶えるノート 未来創造マイスターへの道」

「ラストラブレター 〜最後の思いを誰に伝えますか」

「ありがとうの綴り方」

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